応用化学って何?

食品編

  • Q
     
    食品と化学のかかわりって?
    応用化学科で食品を学べるのかしら?
  • A
    食品産業はものづくり産業なのじゃよ。水に溶かしたり、加熱したりするので化学反応が深くかかわっているのじゃ。
  • Q
    食品技術者ってどんな仕事をしているの?
  • A
    それはじゃな、質の良い原材料を選んで、最適な製造工程で、品質の安定したおいしい食品を作ることじゃよ。
  • Q
    おいしいパンも作れるようになるのかしら?
  • A
    パンも一緒でな、小麦粉、水、イーストほかの副材料を混ぜて、発酵させて、焼き上げることでおいしいパンができるのじゃよ。
  • Q
    食品を勉強して取れる資格はあるの?
  • A
    特定の食品業種では、厚生労働省が定めた食品衛生管理者を置かなければならないのじゃ。工学院大学の応用化学科では、日本の工学系学部では珍しい食品衛生管理者の資格が取れるのじゃよ。
  • Q
    食品衛生管理者の資格を取るのって難しいの?
  • A
    通常のカリキュラムに含まれる科目を選んで単位を取るだけで卒業時に資格がもらえるのじゃよ。
  • Q
    それを持っていると就職に有利になるの?
  • A
    食品衛生管理者はある一定の食品衛生に関するスペシャリストとみなされるのじゃよ。
  • Q
    食品衛生管理者の資格を取るために必要な科目はどんなものがあるの?
  • A
    有機化学、無機化学、物理化学、分析化学、生物化学の基礎化学に加えて、栄養化学、食品化学、公衆衛生学などがあるのじゃ。
  • Q
    幅広く化学を学べておいしい食品が作れるなんてサイコーね。
  • A
    おいしくて安全な食品は化学の力でできるのじゃ。
  • A
    作りたての食品はおいしいのじゃが、だんだん酸化したり、微生物にやられたり、光や熱で劣化していくのじゃ。その変化の仕方は化学の力で明らかにできるのじゃ。
  • Q
    博士!もっと詳しく知りたくなってきました!私も将来、化学の知識を生かしておいしい食品をつくってみたいです!