例えば?
A
シャンプーや石けん、洗剤は化学の力で汚れを落とす製品の代表じゃ。
Q
私、いい香りのするものが好きだわ
A
香りの元となる香料は立派な化学物じゃ。特に化粧品には大切じゃな。
化粧品も応用化学の知識が必要じゃ。
Q
そういえばそうね
A
君の着ている制服もポリエステルやナイロンなどの化学繊維でできている。毎日お世話になっているじゃろう?
Q
衣類も化学なのね!
A
スマートホンにもたくさんの応用化学が使われているぞ。
Q
え~?スマホは電化製品でしょう?
A
リチウム電池をはじめ、液晶画面や偏光フィルムなどは化学の技術がなければ製品にならんのじゃ。
Q
そっかー。気づかなかった!
A
食品だって化学の知識が必要じゃ。
Q
食べ物には興味あるけど化学と関係あるなんて連想できないわ。
A
例えば、おいしいパンの食感や天ぷらのサクサク感を出すにはタンパク質や分子の性質を上手に利用しているのじゃ。
また、品質管理も化学が担う大事な仕事なんじゃよ。
Q
そうだったんですね!面白そう!
A
他にも君たちが日頃使っている文房具やICカード、印刷、ガラス、セラミックス、ゴムなど応用化学が関わっている製品はいくらでもある。
Q
じゃあ、そういう製品を作るには化学の知識が必要なのね
A
その通り!化学の知識と技術を活かし、より便利で安全な製品を生み出すことで、みんなの生活を豊かにしているのが応用化学なんじゃ。
Q
博士!もっと詳しく知りたくなってきました!
私も将来、そんな製品をつくってみたいです!
A
うむ。それではもっと深く、応用化学の世界に案内することにしよう。